広さ:約8900ヘクタール
拠点となる町:シギリヤ、ダンブッラ
ベストシーズン:7月~9月
動物:ゾウ、シカ、ランモニタ(イグアナ)、イーグル、牛、ペリカン
年間降水量:1,500~2,000mm
最低気温:20.6℃
最高気温:34.5℃
その他:国立公園内を見渡すことができる高台がある。
スリランカ中央部に位置するミンネリヤ国立公園は、8月~9月の間、公園内に生息する野生のゾウが水や草を求めて一箇所に集まる「エレファント・ギャザリング」という大移動を目撃することができることで有名です。
世界でも最も大規模なゾウの大移動とされています。
ミンネリヤ国立公園では160種類の鳥類、24種類の哺乳類が確認されています。
世界遺産シギリヤロック・ダンブッラから近く、定番の観光コースに組み込みやすいサファリです。
ゾウのギャザリング
広さ:約9万ヘクタール
拠点となる町:ティッサマハーラーマ
ベストシーズン:1月~6月
動物:象、ヒョウ、クマ、ゾウ、水牛、フラミンゴ、ワニ、鳥類、シカ、イノシシ、キツネ、サル
年間降水量:500~755mm
平均温度:26.4℃
※8月下旬~10月中旬は閉鎖されます。
スリランカのサファリと言えばヤーラ国立公園!スリランカ南部に位置し、観光客が最も多く訪れる国立公園です。ヤーラ国立公園は215種類の鳥類と44種類の哺乳類が確認されていますが、世界の中でもヒョウが生息している密度が高い国立公園で有名です。入口は2つあり、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴという5つのブロックに分かれています。国立公園内には約25~35頭のヒョウが生息していると言われています。
ヒョウの他にもクマ、ゾウ、ワニ、イノシシ等様々な種類の動物が生息しているため、スリランカのサファリを満喫していただける国立公園です。
世界の中でも密集度が高いと言われているヒョウ
国立公園入口
広さ:約3万ヘクタール
拠点となる町:エンビリピティヤ
ベストシーズン:通年
動物:ゾウ、シカ、イノシシ、水牛、鳥
年間降水量:1,500mm(1月、3月がほとんど)
平均気温:27~28℃
南部のリゾート地タンガッラから車で2時間サバラガムワ、ウーワの州に位置する、野生のゾウで有名な国立公園。1972年に第5番目の国立公園として指定されました。この国立公園では、184種類の鳥類(うち、33種類が渡り鳥)、43種類の哺乳類が確認されています。
スリランカの国立公園の中で、このウダ・ワラウェ国立公園はゾウの生息密集度が最も高いと言われています。通年ゾウの群れを見ることができるのが大きな魅力です。
また、ゾウの孤児院も併設されています。この孤児院は多くの観光客が訪れるピンナワラとは異なり、保護されたゾウが一定期間のトレーニングを経て、自然に帰されるリハビリテーションの役割を担っています。
国立公園内にはこの孤児院出身のゾウも多く生息しており、人間に慣れているため近くまで寄ってきてくれます。
間近に寄ってくるゾウ
国立公園入口
ゾウの孤児院
ミルクフィーディング見学
広さ:約16万ヘクタール
拠点となる町:アヌラーダプラー、プッタラマ
ベストシーズン:1月~3月(年間を通じてサファリ可)
動物:ヒョウ、ゾウ、ワニ、シカ、イノシシ、スリランカサル、スリランカオオリス、マングース、クマ、ナショナルバード、スリランカ特有の鳥類・渡り鳥も見れる。
年間降水量:1,000mm
平均温度:25℃~30℃
北西部に位置する国立公園で、ビーチリゾート地のカルピティヤ、文化三角地帯のアヌラーダプラーからそれぞれ1時間、2時間の距離に位置します。スリランカで最も古く、最も大きい公園。ヤーラ国立公園に次いでヒョウが多いことで有名です。31種類の哺乳類が確認されています。
ヒョウは約29頭生息していると言われています。ヒョウは用心深いため、日中はあまり姿を現しません。見れる可能性が高いのは、15時以降の水を飲みにくる時間帯です。
クマがよく出てくるのは5月頃。
数種類生息しているワシ
色鮮やかなクジャク
広さ:約58万ヘクタール
拠点となる町:バドゥッラ
ベストシーズン:5月~9月
動物:ヒョウ、クマ、象、シカ、スリランカ・ハイイロオナガザル、鷹
年間降水量:1650mm年間平均気温:27℃
バドゥッラの北、マハウェリ河の西岸一帯に位置する最も新しい国立公園で、マハウェリ開発プロジェクトに指定された国立公園のひとつです。
人口的に造ったダムがあり、12月になるとダムの水位が上がるため、道が封鎖されます。
3つの入口があります。
・マードゥルオヤ
・ガルアダ…原住民がいる。
・ヘナーニガラ
スリランカ・ハイイロオナガザル
スリランカ有数のサーフポイントのひとつとして数えられ、ウィンドサーフィンも盛んという、欧米からの旅行者に人気のある町です。
翡翠色の水を湛えた入り江が太陽にきらめき、地上の楽園を思わせる風景が広がっています。
ホエールウォッチング
ミリッサは、ホエールウォッチングが楽しめることで有名です。特にドンドラ岬沖合は、アラビア海からベンガル海へ渡るクジラの通り道として知られています。12月~1月にかけてアラビア海からベンガル海へ、3月~4月にかけてベンガル海からアラビア海へ戻るとされています。
世界の中でもシロナガスクジラがよく見られる場所と言われおり、90%以上の確率で見ることができます。
その他マッコウクジラ、ニタリクジラ、イルカが生息しています。
ゴールから約30~50分。
ベストシーズン:11月~4月(年間を通して可だが、5月~10月は海が荒れている)
ホエールウォッチング
ボート乗り場
リバークルーズ
ベントータとアルトゥガマの町を分けているベントータ河を遡るリバークルーズ。河口から少し上っていくと、幅が急に広くなり、ラグーンへと続きます。これは砂州が造り上げてきたものです。マングローブの木が生い茂っている林の中をボートで進みます。幹から伸びた根が水中に張り出し、入り組んだ密林のようになっている姿は、見ているだけで探検気分いっぱいになります。
リバークルーズではスリランカの珍しい鳥がよく見られます。運が良いとワニを見ることができます。
所要時間:約1時間30分
ボート乗り場
マングローブリバークルーズ
ウミガメ産卵見学
タンガッラ スリランカ南部ハンバントタ地区の小さな村。ビーチと豊富なマングローブの森林によって囲まれるラグーンの間に位置します。ビーチではウミガメの産卵が見られることで知られています。
レカワでは、世界に生息する7種類のウミガメのうち、オサガメ、ヒメウミガメ、アカウミガメ、タイマイ、アオウミガメの5種類が訪れ産卵します。
多くの観光客が訪れるコスゴダの保護施設とは異なり、現存するビーチに母ガメが今でも産卵上陸する、スリランカでも大変貴重なエリアです。
ベストシーズンは4月~7月。1日5-15匹の母カメが上陸し産卵します。11月と12月以外は、ほぼ毎日母ガメの上陸は見られるものの、1日1~2匹程度と激減します。
混乱を避けるため、産卵を観察するのはたいてい1匹のウミガメのみとなります。
母ガメは上陸後、産卵場所を見つけ、産卵を始めます。産卵時間は10~20分程度。
その後、母ガメは卵に砂をかけ埋め、海へと戻っていきます。
30分~180分とウミガメによって時間は異なります。
満点の星空の下で観察するウミガメの産卵は、とても神秘的な光景です。
ウミガメ保護プロジェクト
海へと帰っていくウミガメ
レカワビーチ
マリンタートルズ&プロテクティングセンター
ウミガメを保護しているカメのための保護施設。子ガメの保護だけでなく、怪我をしてしまったウミガメのケアや、母ガメが安全に産卵できるよう夜間ビーチでのパトロールも行っています。
レザーバック(Leatherback Turtle)、グリーン(Green Turtle)、ホークスビル(Hawksbill Turtle)、オリーブリドレー(Olive Ridley Turtle)、ロガーヘッド(Loggerhead Turtle)の5種類を保護しています。
生まれたての可愛いカメとの触れ合いやウミガメの生態についても詳しく学べます。
また、子ガメの放流体験にも参加可能です。
かわいい子ガメ
片足を怪我したウミガメ
子ガメの孵化
子ガメ放流体験
東海岸最大の都市。アジア有数の天然良港を持っており、古くからヒンドゥー教の聖地として知られています。
トリンコマリーの北に位置するウプヴェリ、ニラヴェリは遥か地平線まで黄金ビーチが続きます。
コロンボから約8時間。
ホエールウォッチング
ベストシーズンは4月~10月。特に7月~8月はイルカや、クジラが見られます。シーズンにはドルフィンウォッチング、ホエールウォッチングをお楽しみいただけます。
ニラヴェリの沖合2kmほどのところにあり、国立海洋公園に指定されているサンゴ礁に囲まれた小さな島・ピジョンアイランドは、スノーケリングやダイビングの格好のポイントです。
ホエールウォッチング
動物:野鳥、サンバー、固有種の小動物、昆虫
スリランカで最も古い熱帯雨林で、世界遺産に登録されている森林保護区、シンハラージャ。
南西海岸のリゾート地、ベントータからは車で約2.5時間。
保護区内ではトレッキングで楽しむことができ、スリランカ固有種の野鳥26種もここに生息しています。早朝のトレッキングではバードウォッチングを楽しむことができ、ベストシーズンには100羽以上の鳥の群れを見ることができます。群れには48種もの鳥類(内12種はスリランカ固有種)が含まれることもあると観測されています。
トレッキング